不妊の鍼灸治療について|祐生堂はり灸マッサージ佐賀院

当院の不妊鍼灸治療の特徴

東洋医学の生理病理に基づいた伝統的な鍼灸

こうのとり当院の鍼灸治療は「経絡治療」と呼ばれるものです。経絡治療は東洋医学独特の陰陽五行・虚実・寒熱・臓腑・経絡・気・血・津液などの生命観・疾病観に基づいており、四診という独特の診察方法を用いて病理状態を特定し身体全体を把握します。その結果、「証(しょう)」(東洋医学の診断名)というものを決定し、その証に基づいて治療を行っていきます。この方法は隋証療法と呼ばれ、漢方の理論と同様のものになっています。

「本治法」と「標治法」

経絡治療には「本治法」と「標治法」というものがあります。
「本治法」とは上に記した様に東洋医学の生命観疾病観に基づき、その時々の病理状態を改善して身体全体を底上げするためには欠かせない処置です。これは現在の身体のいわば本質に対する処置ということになります。

これに対して「標治法」は所謂ツボ療法や局所治療、疾患別治療のことを指し、不妊鍼灸で言えば「不妊に効くとされるツボ」「子宮卵巣の血流促進にはこのツボ」というような方法のことを指します。

経絡治療ではこの「本治法」と「標治法」が一体となって行われる丁寧な全身治療で、「本治法」をきっちり行うことで「標治法」がより生きてくる関係となっています。

全身治療の利点

上記の通り、当院は経絡治療による全身治療を行っております。

妊活中、クリニックでの治療中には例えば服薬投薬による副作用(肩こり、めまい、頭痛、熱感、腹満、吐き気など)が現れたり、精神状態が不安定になったりします。また季節によっては花粉症や風邪をひいたり、お腹をこわしたり疲労がたまったりといった様々な症状が現れたりします。これらのその時その時に出てくる症状を取り除くことも当院では重要と考え可能な限り治療を行っています。

なぜ不妊治療以外の症状にも不妊治療と併せて対応するのかといえば、それは子宮卵巣の機能を最大限に発揮させるには、自律神経のバランス状態をより良い状態にしていくが子宮卵巣に良い影響を与えるのと、不快な症状や不安要素を取り除くことで自律神経機能がより良い状態に保たれるからです。

妊活中に色んなことを我慢してストレスを抱え、その上種々の症状も抱えたままの状態でタイミング法、人工授精、採卵、胚移植、判定日を迎えるよりも、心身ともにより良い状態で事に臨んでいく方が望ましいと当院は考えています。

メンタル面へのサポート

当院では患者様の心理的要素が治療に及ぼす影響を考慮して苦痛を伴わない鍼治療を行っており、同時にメンタル面へのサポートも行っております。不妊治療に対する様々な不安や葛藤、鍼灸治療に関する事柄、お身体に関する事など担当施術者に気軽にご相談頂けます。また専用のLINE公式アカウントを導入しており、お手持ちのLINEアプリを利用して気軽にご予約や問い合わせが出来ます。

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不妊鍼灸の目的

赤ちゃん 当院の鍼灸不妊治療では、身体全体の調子を整えながら全身状態を底上げし、健やかな母体にしていく事に加え、女性生殖器系の血行を促進しながら今現在の妊娠力を最大限に発揮できるように調整し、妊娠しやすい身体を作る事を目的としています。

治療は古典医学の考え方に基づいた、日本の伝統的な鍼灸治療及び当院独自の経験と実績に基づく手法を合わせて行なっていきます。

治療

icon 証に基づく五臓六腑(全身)の調整
icon 証に合わせた女子胞(女性生殖器系)への処置
icon 当院独自の目的に応じた手法での処置
icon 他の症状があれば、必要に応じてその症状に対しての処置
※証・・東洋医学的診断名、お身体の病理状態のことを指します。

専門病院での治療により生じる副作用や諸々の処置後の反応で東洋医学的病態が変化している場合がありますが、その場合はその病態に応じて対処していきます。
また漢方薬を服用している場合でも診立てが同じであれば、当院のような伝統的手法の鍼灸と併せる事により相乗効果が期待できます。そして漢方で補いきれない部分を調整したりといった事も可能です。

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